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私はある時、エックス線写真をとってみると、大きなウミのふくろができていました。
女学生の時代に小さな虫歯の治療をした歯が、長い間にパイ菌に感染し、アゴの骨の中に大きな巣を作っていたのでした。


虫歯の治療をした時は、歯の神経は大丈夫だったそうです。

ウミを出してとりあえず症状をおさめましたが、その後転居され、行った先で歯を抜いたということです。

小さな虫歯と思って治療したばかりに、何年もたって抜くことになるとは当時考えてもみなかったのではないでしょうか。

ウミの袋と言えば、アゴの半分の大きさもある例の手術の経験をしたことがありますが、虫歯から将来どういうことになるか分かりませんので、きちんと虫歯を治した方が無難です。B番の歯はポイント永久歯で、最初に口の中に生える第一大臼歯は、普通、6番目に位置している歯ですので、通常、6番と呼びます。


1994年はWHOが唱える世界口腔保健年でしたが、この年に東京で国際会議がありました。この会議で愛知県の先生方が、6番を早く抜くと、ほかの歯も長い間には失いやすいという発表をされ、6番の重要性をアピールされました。
6番に限らず、奥歯を早く抜くと、いいことはありません。

歯並びがずれてきます。愛知県歯科医師会館の中に、動物の歯、アゴを12支になぞらえ展示しているコーナーがあります。場所は、名古屋の地下鉄、久屋大通駅から降りて5分の所です。

一度、訪ねられ、愛知県の先生方のご苦労を感じてみるのもよいでしょう。
しかし、果たして6番の歯はポイントということは本当でしょうか。

確かに正しく、間違いではありません。

6番6番と言われたのは目立つ歯ではありますし強調されてしかりです。
しかし、親不知はどうなったのでしょう。

実際に患者さんの歯を診ていますと6番がなくても、親不知があればその前の歯は助かっており、ほとんどの歯が残っている場合が多くみられます。親不知の研究も大切です。
6番は6歳の頃生えますが、そのずっとあと生えてくる親不知の重要性がやはり認識されてくるようになるでしょう。

6番が気にされるのは大人の歯の中で最初に生えてきて、虫歯菌や砂糖にさらされやすい、虫歯になりやすいという被害を受けやすいからです。


6番の歯は生えるのに、下アゴの6番で17カ月、上アゴの6番で11カ月もかかり、この弱い期間が長すぎるので虫歯にかかりゃすいのです。


無防備な状態が1年も1年半も続くのではこれはやはりアブナイ、虫歯菌に狙われます。